2005年11月29日

新潟県中越地震”山古志”その9

玄関引き戸を開け中に入って一番最初に気になった所は玄関上部の吹き抜けでした。
地震に対して一番被害の出やすい場所と考えていましたので慎重に確認しました。
玄関引き戸の上側の壁クロスにわずかにしわが入っているのに気づきました。
他の天井と壁については何も変化がありませんでした。
続いて和室へと進みました。
壁の仕上げは塗り壁で仕上げてあります。
他のお客様のお宅でも一番被害が多く出た場所でした。
座敷と茶の間と縁側という風に続き部屋になっています。
じっくり点検しましたが壁にはどこにもヒビひとつありませんでした。
もちろん天井の杉板もなんともありません。ほっとしました。
いろいろな被害の実例を見てきましたので本当に驚きでした。
正直なところ、ここまで被害が少ないとは思っていませんでした。

【内部の点検 玄関壁のクロスしわ 吹き抜けの壁 平成17年4月17日撮影】
17.4.17genkan117.4.17genkan hukinuke













【内部の点検 無傷の和室 平成17年4月17日撮影】
17.4.17wasitu117.4.17wasitu2

Posted by cpiblog01039 at 09:00│Comments(0)