2005年12月20日

新潟県中越地震”山古志”その12

平成17年4月17日(日)午前中に山古志のご自宅にお伺いしました。
外観・内観ともにじっくりと点検させていただきました。
結果的にはお施主様がおっしゃっていたとおり、ほとんど被害がないという結果でした。
お住まいを造らせていただいた工務店としてはほっとしたというのが正直な感想です。
ただ、この状態でも当分の間はそこでは生活できないのです。
いくらお住まいが大丈夫でもその自宅に帰ることすら、ままならない…
一日も早くもとの生活に戻れるよう、祈るしかありません。

今回の地震ではこれまでに死者51人、重軽傷者4,795人、住家被害は120,410棟
129,061世帯の方が被災されました。
ここに改めてご冥福をお祈りいたします。

私は住まい造りに携わるものとして 施主様から任された仕事の第一は まず ”命を守る器”を提供していくことだと思います。
その上で本当に住み心地の良い”住まい”とは何か、考え続けていこうと思います。
山古志からの帰り道、バックミラーに写る景色を眺めながら、そんなことを強く思いました。





Posted by cpiblog01039 at 09:00│Comments(0)