2006年04月25日

住宅の空調について 10

今回は夜間電力を利用した床下暖房システムの紹介を致します。
床下の土間コンクリートに熱を蓄え、その熱を利用して室内を暖めるという方法です。
東北電力の時間帯別電灯"やりくりナイト"などの夜間電力を利用し、安い電気代で土間コンクリートに熱を蓄え、床に設置してあるガラリから暖気を室内に取り入れます。
その熱量をもって全館を暖めることも可能ですが断熱・気密の性能が優れた住宅でないと上下階で温度差が大きくなってしまいます。
また土間コンクリートを熱源に使う為、床の断熱については基礎部分で行う必要があります。
あくまでも高レベルな高断熱・高気密住宅にすることが前提だと思います。

さてこのシステムの利点ですが、まず床下に熱源があるために1階の床全体が暖まります。
それも床暖房と違い床面の表面温度が22℃前後までしかあがらず、しかも均一なので低温やけどの心配もありません。
また、蓄熱暖房器やパネルヒーターと違い室内には壁付けのコントローラー以外何もつきませんので室内を広く使えます。
そして低温の輻射熱と自然対流で暖めますので自然的なやさしい暖かさが得られます。


イニシャルコストとランニングコストのバランスもよく長寿命で、これからの高断熱高気密の住宅の暖房として是非お勧めしたい方法です。


Posted by cpiblog01039 at 16:00│Comments(0)