2008年10月27日

換気 3

今日の長岡市は昨夜からの雨が降り続き、だいぶ冷え込んできました。
特に朝方にかけては雷雨となり、時々雷鳴にびっくりして目がさめるほどでした。
会社でもそろそろ暖房が欲しい時期になってきました。

さて、今日のテーマは換気の3回目です。

今日は機械による計画換気についてお話します。
2003年に建築基準法でシックハウス対策のために換気装置の義務化が施工されました。
これは機械を使って強制的に居室(主にリビングや寝室など)の空気を1時間に0.5回入れ替える制度です。つまり、普段いる部屋の空気を2時間に1回すべて入れ替えるということになります。
これが最善の策とは思えませんが、一応の効果はあったと思います。
実際に新築住宅に住まわれる方の中には、入居の際に家具を購入、または持ち込まれる方が多くいらっしゃいます。
その家具などからも有害な物質が放出されることがありますので、強制換気は欠かせないものだと思います。

ただし、この建築基準法の改正の前から、一部の高断熱高気密住宅を手がける建築業者では、機械を使った計画換気を採用していました。
私たちもその一員でした。
私たちが採用していた換気システムは、住宅全体の室内空気を効率よく換気することを念頭に置いたものでした。
そのため、ダクト配管を使い、確実に汚れた空気を排出する集中排気システムを採用しました。
気密性の高い住宅を造ってきた私たちにとって計画換気は当たり前のことでした。

実際に基準法改正以前に建てられたお宅の改修工事の際、全ての居住スペースの空気を計画的に換気できるように、換気システムを導入させていただきました。気管支炎を患っていた施主様からは明らかに症状が改善されたとお喜びいただきました。
これはダクト配管を使ったものではありませんでしたが、充分な効果をもたらしてくれたものと思っています。

建築基準法はいろいろな面で最低限の基準だということができると思いますが、それでもかなりの面で改善されていると思っています。

ただ、この換気義務化には絶対条件があります。
それは換気装置はあくまでも24時間1年中動かすことが必要ということです。
住まわれる方の判断で機械を止めてしまうと意味がなくなってしまいますので、決して機械を止めずにお使いください。

次回は、これまでの内容と重複するかも知れませんが、結露の対策について整理したいと思います。














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