2006年11月29日

湿度の調整

当地長岡も徐々に寒くなってきました。
ここ数日は雨続きで週間予報でも雪マークが目に付くようになってきて、もうすぐ冬本番を迎えそうです。
今年新居に入居され、初めての冬を迎えられる方も多いと思います。
そこでこれからの季節に気をつけなければいけないことのひとつが室内の湿度の調整です。
なかでも高断熱高気密住宅にされた方は多くの場合、居室内の乾燥の度合いが進み、過乾燥になりがちだと思います。
対策として手軽なところでは室内に洗濯物を干す、鉢植えの植物を置く、浴室のドアを少し開けたままにしてみるなど、ちょっとした生活の工夫をされている方も多いようです。
普段いらっしゃるリビングや寝室などに温湿度計をおいてチェックしてみることをお勧めします。
住宅の性能として湿度が低く保たれている場合のほうが湿度の調整は容易にできると思います。
これから風邪やインフルエンザが流行する季節になります。
どうか湿度の管理に気をつけて、のどを大切になさっていただければと思います。  

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2006年05月02日

住宅の空調について 最終回

住宅の空調については新しい機能を備えたものがつぎつぎ発売されていきます。
すでに私どもの知らない機器もいっぱい出ているのかもしれません。
方向性は大体省エネと安全性を重視したものになっていると思います。
ほとんどの場合はメリットがあればデメリットもあると思います。
そのバランスを見極めたうえでこれからの住まいには何が最も適しているのかいろんな情報の中からご提案をしていきたいと思っています。
何かまた新しい情報を入手しましたらご紹介したいと思います。



  
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2006年04月25日

住宅の空調について 10

今回は夜間電力を利用した床下暖房システムの紹介を致します。
床下の土間コンクリートに熱を蓄え、その熱を利用して室内を暖めるという方法です。
東北電力の時間帯別電灯"やりくりナイト"などの夜間電力を利用し、安い電気代で土間コンクリートに熱を蓄え、床に設置してあるガラリから暖気を室内に取り入れます。
その熱量をもって全館を暖めることも可能ですが断熱・気密の性能が優れた住宅でないと上下階で温度差が大きくなってしまいます。
また土間コンクリートを熱源に使う為、床の断熱については基礎部分で行う必要があります。
あくまでも高レベルな高断熱・高気密住宅にすることが前提だと思います。

さてこのシステムの利点ですが、まず床下に熱源があるために1階の床全体が暖まります。
それも床暖房と違い床面の表面温度が22℃前後までしかあがらず、しかも均一なので低温やけどの心配もありません。
また、蓄熱暖房器やパネルヒーターと違い室内には壁付けのコントローラー以外何もつきませんので室内を広く使えます。
そして低温の輻射熱と自然対流で暖めますので自然的なやさしい暖かさが得られます。


イニシャルコストとランニングコストのバランスもよく長寿命で、これからの高断熱高気密の住宅の暖房として是非お勧めしたい方法です。
  
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2006年04月18日

住宅の空調について 9

今回は東北電力の時間帯別電灯"やりくりナイト"のマイコン制御割引(正式には通電制御型夜間蓄熱式機器割引)について説明します。
例えば電気温水器460L(5.4kw)と蓄熱暖房器15kw(7kw:1台・4kw:1台・2kw:2台)を設置した方が時間帯別電灯A”やりくりナイト8”で契約された場合機器割引として

電気温水器が190.00円×5(≒5.4kw)=950円
蓄熱暖房器が160.00円×15=2,400円
合計3,350円が割引となります。

したがって電気温水器と蓄熱暖房器を通電制御型夜間蓄熱式機器にした場合は毎月3,350円ですので年間40,200円 電気料金が安くなります。
東北電力のホームページでシミュレーションが簡単にできますので是非一度試していただければ参考にしていただけると思います。
  
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2006年04月11日

住宅の空調について 8

蓄熱暖房器を設置する場合のもうひとつのタイプは熱量の小さいものを小分けに設置するやり方です。
これは家の中全体を暖かくしたい場合の選択のしかたです。
前回と同じ52坪4LDKの場合を例に考えてみましょう。
まず、20帖のLDKの7kwを6kwに替え、和室10帖の2kwはそのままで1階ホールに2kwを1台新設し、届きにくかった洗面脱衣室と浴室の暖房をカバーします。そして2階についてはホールの2kwと主寝室8帖の2kwはそのままにし、子供室6帖2室にはファンレスの2kwをそれぞれ追加します。
そうすると合計7台・18kwになります。
蓄熱暖房器だけで全ての部屋を暖かくしようとするとこれくらいの設置が必要になってきます。
イニシャルコストもかなり高額になってしまいますし、設置スペースの確保も難しくなります。
そこでこういった場合、私どもでは蓄熱暖房器の設置は7kwを1台と2kwを3台のままで1階ホールに2kw1台を追加し、洗面脱衣室と浴室の暖房をカバーしまします。
そして2階の子供室2室についてはエアコンを補助段房として利用していただいています。
エアコンはほとんどの場合各部屋に設置されると思いますのでそれを暑い時期だけではなく、寒い時期にも有効に使っていただきます。
もともとどこの部屋にいても寒くない状態は保っていますのでエアコンを使うことにより、
充分な暖かさは得られ、実際に住んでいただいている方の感想をお聞きしても充分満足していられます。

暑い寒いという感覚は本当に個人差が激しいですので一概には言えませんが、イニシャルコストをあまりかけてしまうと資金的に支障をきたしますので、注意してご提案させていただいております。
  
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2006年04月04日

住宅の空調について 7

今回から蓄熱暖房器の設置の仕方について考えていきたいと思います。
私が初めて蓄熱暖房器を採用したのは、当社で手がけたオール電化住宅の1棟目でした。
4LDKで52坪のお宅でした。
安全な暖房を使いたいとのことでお勧めしました。
20帖のLDKに7kw1台・和室10帖に2kwを1台・2階ホールに2kwを1台・主寝室8帖に2kwを1台 合計すると4台で13kwの設置となりました。
和室と主寝室については床からの出窓にして窓下に設置しました。
設置場所とタイプの選択については東北電力に相談しながら検討しました。
そこで実際に使われる施主様のタイプにより、選択のしかたが大きく変わってくるという事に気づきました。
暑さ寒さに対する体感はその人によって大きな差が出ます。
住宅の性能と間取りだけで選択すると後で施主様より不満を訴えられることになりかねません。
事前の聞き取りを慎重にすることが大切になります。
今回の施主様は暖かい空間というよりは寒くない空間をつくりたいとのことでしたのでこのような選択になりました。
間取りの関係で洗面脱衣室と風呂が一番暖房の届きにくい位置になりました。
住んでいただいた感想をお聞きしますとその洗面脱衣室と風呂についても寒い感じはしないとのことでした。
普段使う機器はLDKの7kwと2階ホールの2kwの2台だけとのことですが、ほとんどのドア(引き戸)を開放したままで生活されていますので、どこにいても充分な室温が保てているとのことでした。
またLDKに設置した7kwと和室の2kwの2台はマイコン制御のものでしたが他の2台はファンなしのものです。
普段の生活ではLDKの7kwの設定温度を22度くらいにしているとのことでした。
これくらいで生活していると暖房費もかなり安くできると思います。
             




  
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2006年03月28日

住宅の空調について 6

今回から電気を使った暖房についてお話ししたいと思います。
電気を使った暖房といっても色々な種類があります。
先日紹介しました冷房としてのエアコンの導入 このエアコンにも暖房の機能がついています。
近頃のエアコンは暖房能力も充分に優れていて省エネ化もかなり進んでいます。
灯油の価格が高騰した今年はエアコンだけの暖房ですごした方が私の周りにもかなり多くいらっしゃいます。
またセラミックヒーターやパネルヒーター・オイルヒーターなどを買われた方も多かったようです。
これらの暖房については住宅を建ててからでも設置できるものですが、新築する際には是非蓄熱暖房器の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
蓄熱暖房器を導入するお客様は、オール電化住宅の暖房手段としてお考えの方がほとんどだと思います。
オール電化住宅についてはまた別の機会にご紹介しますので、これから数回にわたり蓄熱暖房器について考えたいと思います。
蓄熱暖房器は大きく分けて2種類あります。
ひとつは送風装置のついていないファンレスタイプ もうひとつはファン付でしかもマイコン制御のできるタイプに分けられます。(マイコン制御の場合電気料金の割引があります)
ファンレスタイプで約1kw〜約3kwの3タイプ・マイコンタイプで2kw〜7kwの6タイプに分けられます。
蓄熱暖房器の場合、本体の大きさと重量もかなりありますので間取りの設計の段階から設置場所の検討をしていく必要があります。
また暖房の考え方によって、どの部屋にどのタイプを設置するか大きく異なってきます。
次回からは実際に使われている方のご意見を参考に考えていきたいと思います。

  
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2006年03月21日

住宅の空調について 5

今回は石油を使った暖房のうち温水ルームヒーターについて紹介します。
まず温水ルームヒーターの仕組みについて簡単に説明します。
機械の構成は室外機と室内機のの二つになります。
室外機は灯油ボイラーのようなもので燃焼により約80℃の温水を作ります。
室内機は室外機で温められた温水を温水コンセントを通して循環させ60℃〜70℃の温風に変えます。そしてその温風を室内に吹き出し暖房します。
燃焼部分が室外にあるため室内の空気を汚さず水分も発生しません。
室内機を増やせば1台の室外機で最大4部屋まで暖房できます。
室内機の寸法は15帖〜24帖用で幅62cm高さ48cm奥行き19cmとコンパクトにできていて、取付は壁に出ている温水コンセントに接続する形になりますので角度も自由に変えることができます。
また暖房を使わない時季は室内機本体をコンセントから外し収納することもできます。
温風ヒーターのほかに床暖房やパネルヒーターを使うこともできます。

実例として20帖相当のLDKと和室6帖の続き間と2階の主寝室(10帖)にそれぞれ1台ずつの室内機とそれにあった室外機1台を取付けしました。
費用は本体と取り付け費(室内機2台+室外機1台+温水配管+温水コンセント2ヵ所)石油タンク・オイル配管等の付属品を含め合計で約50万円でした。
タイマーを上手に利用すれば冷え込む朝も暖かで快適な生活を実現できます。

灯油を使った暖房はこのほかに温水を使ったパネルヒーターや温水式床暖房などがあります。

次回からは今最もお勧めしている電気を使った暖房についてお話したいと思います。






  
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2006年03月14日

住宅の空調について 4

今回は石油を使った暖房のうち室内の空気を汚さない方法についてお話します。
私どもの周りで最も一般的なのはFF式ファンヒーターです。
FF式というのは燃焼に必要な吸気と排気を、本体から室外へつながれた給排気筒を使って行いますので、室内の空気を汚すことがありません。
また燃焼効率が良くなり、ヒーター前面部分についてもあまり高熱にならずにすみます。
以前のものは本体裏面から給排気筒が出るために、配管スペースの関係で壁からかなり飛び出した形でしか取付できませんでした。その寸法はおよそ50cm位が必要でした。
しかし最近のものは改良され、設置スペースも本体の奥行きを含めて21cmというものが発売されています。
燃料は石油になりますが薄型の場合、外部に石油タンクを置き、オイル配管をする必要があります。
実例としては、LDK16帖+和室8帖の24帖スペースにこの薄型のFFヒーターを取り付けたことがありますが、充分に暖かく1階の暖房器具はこの1台だけでした。
備え付けると四季を通じてそのまま動かせなくなりますので省スペースの実現はとても好評でした。
取付にかかった費用は本体取付の他、石油タンク・オイル配管・オイルサーバー等の関連部品取り付けも含め総額約30万円でした。
開放型の暖房器に比べれば高いと思われるかもしれませんが、後々のことを考えると十分お勧めできると思います。
次回は同じ石油を使った暖房で温水ルームヒーターについて紹介します。


  
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2006年03月07日

住宅の空調について 3

今回から住まいの暖房について考えていきたいと思います。
暖房の方法はいろいろありますが熱源をどうするかにより分類してみようかと思います。
新潟県では石油(灯油)を使ったものが最も一般的だと思います。
種類としては石油ストーブ・石油ファンヒーター・石油FF式ファンヒーター・ボイラーと不凍液を利用しての温水床暖房とパネルヒーター等…
この中で今の住宅に使わないほうがいいと思うものが石油ストーブや石油ファンヒーターの開放型の暖房設備です。
開放型というのは機械から直接室内に汚れた空気を放出します。そしてそこにはかなりの水分も含まれます。
一般的には燃焼した灯油と同量の水分が放出されるといわれています。
1970年代のオイルショック以後、国の政策により住まいの省エネ化が奨励され、高断熱・高気密化が進み最近の建物は外部と接する面には断熱材が使われ、窓や玄関戸の性能も良くなり、隙間風はほとんど入らなくなりました。
室内に放出された水分を含んだ汚れた空気は隙間風(通気)や機械による換気によって全て室外に排出されるわけではなく、かなりの量が室内に残ったままになります。
その空気は室内の温度の低い窓際や暖房の効いていない部屋に流れ込み、そこで冷やされ水となって結露します。
開放型の暖房器具を使い続けることにより、大量の結露が発生し、住宅の寿命を縮めるだけではなくいずれ結露によって引き起こされたカビやダニなどにより、人体にもいろいろな悪影響を与えます。
今建てられている住宅の多くには2003年の建築基準法改正により24時間換気システムの設置が義務付けられています。この換気システムの設置が義務付けられている住宅であれば全ての住宅にこのような現象が起こりえます。決して高断熱・高気密のレベルで変わるものではありませんので充分な注意が必要です。
次回は石油を使った暖房でも空気を汚さない方法についてお話します。
  
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2006年02月28日

住宅の空調について 2

今回はエアコンの実例についてご紹介します。

住宅は 大きさ約45坪 4LDK 外断熱二重通気工法 ソーラーサーキットの家
この場合のエアコンの使い方はどちらかといえば冷房を重視しています。
1.広さ16畳のリビングダイニングに天井埋め込みがたのエアコン”2方向天井カセット
形”で冷房能力5.0kw(目安14〜21畳用)1台取り付け
  隣の和室8畳もこれで充分冷やすことができます。
2.主寝室10畳に冷房能力2.8kw(8〜12畳用)
3.子供室6畳 2室にマルチエアコン(室外機1台+室内機2台)取り付け
  冷房能力2.2kw(6〜9畳用)
合計でエアコン台数4台 かかった費用は約90万円くらい
天井埋め込み形のエアコンを選択した為、金額が大きくなっています。

 取付方法としては住宅新築の際に取り付けましたので冷媒管やドレンホース等については部屋の壁の下地ボードを施工する前に先行で引き回しておきましたので壁の中に配管が納まり、外観はとてもすっきりしていました。
 また、天井埋め込み形のエアコンについては取付位置に補強が必要になる場合がありますが天井にフラットに取り付けられる為、仕上がりはとてもきれいに出来上がります。
 各配管が壁の中に入っていますがエアコン自体が使えなくなって新しいものと入替える場合、その配管をそのまま利用できる形になっています。

 最近の住宅は高断熱高気密化が進んでいますので一般の家電量販店等でエアコンを購入取付をお願いするようでしたら、建築業者に依頼し事前に配管用の穴(スリーブ)を開けておき気密処理についても確実にお願いしておいたほうが良いと思います。

 人それぞれ好き嫌いがあり、私がお手伝いしてきたお客様はそれほどエアコンを使わずに生活されているかたがほとんどです。エアコンは上手に使えばとても快適に生活できますので、現代社会において、今ではなくてはならないものになっていますが、耐用年数はそれほど長くありませんのであまり過剰な設備にならないように気をつけたいと思っています。

次回は暖房の方法についてお話したいと思います。  
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2006年02月24日

住宅の空調について 1

これから数回にわたり、住宅の空調の方法についてお話したいと思います。
お施主様からのご質問の中で冷暖房設備をどうするかというお話が出てきます。
冷房については比較的エアコンで対応する方が多く、どの部屋にどういうものを設置するか考えることで比較的悩むことなく決めることができます。
私としましてはできるだけ機械を使わずに自然の風を有効に使ってすごしていただきたいのですが、風のとおりの良くない敷地の条件の場合も多いですのでそういう場合には止むを得ずエアコンでの対応を勧めています。
壁掛けのエアコン・天井に埋め込むタイプ・室外機一台で室内機を数台使うことのできるマルチタイプエアコン・電気ではなくガスを使ったヒートポンプエアコンなどいろいろな種類が出ています。
最近の住宅は高断熱・高気密化が進みエアコンの性能も上がっていることから使い方を工夫すると光熱費もかなり安くおさえることができるようになりました。
次回は冷房についての実例を紹介します。
  
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