2012年10月20日

新潟県中越地震より8年

10月も下旬に入り、長岡市でも、ますます寒暖の差が激しくなってきました。

10月23日で新潟県中越地震が起きてからで8年になります。

最近、お客様のところにお邪魔していると会話の中で

地震前、地震後という言葉がよく出てきます。

過ぎてしまえば、昔話になっていきますが

あの時に感じた、自然の脅威を忘れずに

いつでも備えをもって、生活していかないといけないと思っています。



皆さまはどうですか?

棚の上に固定もしないまま積んであるようなものはありませんか。

不安定に建てかけたままになっているようなものは

身の回りにありませんか。

どうか今一度、点検してみてください。



過剰に意識するのもどうかと思いますが

気が緩みがちになっていくころかとも思います。

地震が起きた当時のことを思い出して

これからも気を引き締めていきたいと思います。





  

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2007年10月26日

中越地震より3年

今日の長岡は午後から本格的な雨模様になりました。
日が暮れるのもずいぶん早くなり、夕方5時半には真っ暗な状態です。

さて、去る10月23日で新潟県中越地震より3年がたちました。

長岡市でもいろいろな形で慰霊祭が行われました。

普通に生活していると周りの景色からは地震の影は消えていて、記憶の中でも、まるで何事も無かったように忘れられる日もそう遠くは無いのでしょう。

今、思い起こせば当時は普通の生活がままならず、車の中で寝泊りした日もありました。

周りの皆様に助けていただきながら、その日その日を生きてきた日々でした。

あの日々を思い出し、普通に生活できている、この一日を大事に生きて行かなければなりません。

私の机の周りには、地震のときに崩れた本や資料がそのまま積み上げられてあります。
これから改めて整理したいと思います。

同じことを繰り返さないためにまずは簡単にできることからやってみようと思います。

皆様も今一度身の回りを確認してみてください。
不安定に積み重ねられているものはありませんか?
3年前を思い出し、整理してみてはいかがですか。


ここにあらためて、中越地震で亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。



  
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2007年01月26日

仮設住宅の解体

弊社の向かいにある長岡市千歳地区の新潟県中越地震の応急仮設住宅の解体工事が始まっています。新潟県のホームページによりますと平成18年12月31日現在の応急仮設住宅入居者は542世帯・1622人という事です。一年前の平成17年12月31日が2474世帯・7925人でしたので1932世帯・6303人が退去されたことになります。これから見ると復興もかなり進んでいるということがわかります。これから現在工事中の罹災者用の公営住宅などが完成すればかなりの方が入居されると思います。一日でも早く罹災者の皆様の生活が落ち着いたものになりますようお祈り申し上げます。

  
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2006年06月27日

山古志の新築住宅 その後

2005年10月に紹介しました山古志の新築住宅のその後についてお話します。
本日 2006年6月27日午前中 そのお宅にお伺いしてきました。
小千谷経由で行ってきましたが本格的な道路復旧工事が始まり片側交互通行規制がされているところが4箇所ありました。
道路だけを見ていると完全に復旧するまでにはまだしばらくかかりそうな感じでした。
2004年10月16日に引渡しをさせていただいたこのお施主様は今年 2006年5月下旬から仮設住宅から移られました。
引渡しから今日現在までの1年8ヶ月間でまだ1ヶ月しか住んでいない事になります。
また地震前にこの住宅の周りにあった6軒の住宅のうち、今現在住んでいるのはこの住宅のほかに2軒しかありません。
解体された住宅もあり、窓から見える景色もかなり変わっています。

そんな中久しぶりにご夫妻にお会いしましたが、表情はとても生き生きしていられました。
周りの畑にも少しずつ手が入り、日々はりあいが増しているようです。
これからやっと住宅の住み心地がわかってくるだろうと話されていました。
お住まいのお手伝いをさせていただいていると、当然住んでからのお付き合いのほうが長くなります。
残念ながら必ずしも全てのお客様が全ての面で満足されているわけではありません。
使い勝手や住まい心地等、お施主様一人一人が色々な感想をお持ちです。
山古志のこのお施主様の場合これからが本当のお付き合いです。
末永く健康で住まわれますよう、より満足な生活ができますよう、お手伝いができればと思っています。

地震から2年の今年10月を過ぎても仮設住宅から出ることが難しい方が新潟県下で約400世帯いらっしゃるとのことです。
一日でも早く本当の意味で復興できるよう、お祈り申し上げます。


2006年6月27日撮影の写真です。新しい山古志に生まれ変わろうとしているようです。

山古志1(竹沢小学校)山古志2 小学校近くの田んぼ

 





山古志3 復興の足跡山古志4 何も変わらない景色  
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2005年12月20日

新潟県中越地震”山古志”その12

平成17年4月17日(日)午前中に山古志のご自宅にお伺いしました。
外観・内観ともにじっくりと点検させていただきました。
結果的にはお施主様がおっしゃっていたとおり、ほとんど被害がないという結果でした。
お住まいを造らせていただいた工務店としてはほっとしたというのが正直な感想です。
ただ、この状態でも当分の間はそこでは生活できないのです。
いくらお住まいが大丈夫でもその自宅に帰ることすら、ままならない…
一日も早くもとの生活に戻れるよう、祈るしかありません。

今回の地震ではこれまでに死者51人、重軽傷者4,795人、住家被害は120,410棟
129,061世帯の方が被災されました。
ここに改めてご冥福をお祈りいたします。

私は住まい造りに携わるものとして 施主様から任された仕事の第一は まず ”命を守る器”を提供していくことだと思います。
その上で本当に住み心地の良い”住まい”とは何か、考え続けていこうと思います。
山古志からの帰り道、バックミラーに写る景色を眺めながら、そんなことを強く思いました。



  
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2005年12月13日

新潟県中越地震”山古志”その11

2階中央の階段を上り、3階フロアへと進みました。
玄関上部の吹き抜けの手摺壁のクロスにわずかなしわが見られました。
他の部分 トイレ・寝室・洋間について、どこにも変化が見られませんでした。
またこの地震では中越地区全体において、かなりの物件で蓄熱暖房器が転倒した被害が出ましたが、ここのお宅に3台ある蓄熱暖房器は地震の揺れにより動いた形跡も無く、まったくの無傷でした。

【内部の点検 3F 吹抜け手摺壁クロス・トイレ・寝室 平成17年4月17日撮影】
吹き抜けクロス3Ftoire寝室3F










【内部の点検 3F ホール・各個室 平成17年4月17日撮影】
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2005年12月06日

新潟県中越地震”山古志”その10

和室から台所・ホール・寝室へと進みました。
地震のとき、台所が一番物が散乱したということでした。
冷蔵庫の中のものも飛び出し、電子レンジも床に落ちていたということでした。
そのため、電子レンジが落ちたときのものと思われる床に傷ができていました。
ただし、他の壁・天井については何も被害がありませんでした。
ホールをとおり、奥の寝室に入っていくとテレビが床に落ちていたとのことで、
台所と同じように床に傷が一箇所ありました。
続いてトイレ・洗面脱衣室・ユニットバスへと進みましたがこちらはどこにも
地震の爪あとはありませんでした。
水さえ出ればすぐに使えそうな そんな感じでした。

【内部の点検 台所床の傷・寝室の床の傷 平成17年4月17日撮影】
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【内部の点検 ホールから水廻り 平成17年4月17日撮影】
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2005年11月29日

新潟県中越地震”山古志”その9

玄関引き戸を開け中に入って一番最初に気になった所は玄関上部の吹き抜けでした。
地震に対して一番被害の出やすい場所と考えていましたので慎重に確認しました。
玄関引き戸の上側の壁クロスにわずかにしわが入っているのに気づきました。
他の天井と壁については何も変化がありませんでした。
続いて和室へと進みました。
壁の仕上げは塗り壁で仕上げてあります。
他のお客様のお宅でも一番被害が多く出た場所でした。
座敷と茶の間と縁側という風に続き部屋になっています。
じっくり点検しましたが壁にはどこにもヒビひとつありませんでした。
もちろん天井の杉板もなんともありません。ほっとしました。
いろいろな被害の実例を見てきましたので本当に驚きでした。
正直なところ、ここまで被害が少ないとは思っていませんでした。

【内部の点検 玄関壁のクロスしわ 吹き抜けの壁 平成17年4月17日撮影】
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【内部の点検 無傷の和室 平成17年4月17日撮影】
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2005年11月22日

新潟県中越地震”山古志”その8

1階部分の点検を終え、外階段から2階の玄関へと向かいました。
ここでも雪による被害がありました。
階段室の窓ガラスが一部割れていました。
そのため階段室に雪が積もっていました。
またガラスは割れずにガラスと共にサッシ枠そのものもゆがんでいる物がありました。
横から見ると全体的に弓なりにゆがんでいるのがわかります。
ガラスが割れたものは単純に外部から一時的に力がかかった為だと思いますが、
ゆがんだものは雪によってかなり長い時間圧迫され続けた結果だと思います。
自然の力はすごいです。私たちが手を加えてやろうとしてもできないことです。
ガラス以外の部分は被害はありませんでした。
RC造の他の部分 階段や腰壁、外壁については地震の被害もありませんでした。

【雪による被害 外部階段室窓ガラス割れとゆがんだサッシ 平成17年4月17日撮影】
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2005年11月15日

新潟県中越地震”山古志”その7

外部からの点検を終え1階のRC造部分の点検に進みました。
1階内部の土間のコンクリートと外部土間コンクリートの境の部分に亀裂がありました。
地震の影響で入った亀裂です。もともとその部分はコンクリートを打ち込む時期が違う場所で亀裂が入りやすいところですので、今回の地震の影響で他のお宅でも被害のあった場所でした。
1階内部に入り点検したところ、他の壁・梁・床についてはヒビひとつ入っていませんでした。
本当に安心しました。

詳しい内容はまたの機会に説明しますが、ここの敷地は地盤改良をしていません。
地盤調査の結果が良好で改良する必要が無かったのです。
この敷地の条件がこの建物を救ってくれたのだと思いました。

【地震による被害 土間コンクリートクラック2箇所 平成17年4月17日撮影】
17.4.17.kiso 117.4.17.kiso 2









【ヒビひとつない 壁や梁  平成17年4月17日撮影】
17.4.17.kiso 317.4.17.kiso 4  
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2005年11月08日

新潟県中越地震”山古志”その6

地震被害の点検をさせていただきました。
まず最初に外部を見させていただきました。
基礎部分については外部からは何も被害が無いように見えました。
一番最初に気づいたのはお話に聞いていたとおり、雨樋の破損でした。
自然落下式の屋根になっていますので屋根の上の雪は屋根の勾配により、
全て落ちてしまう構造になっています。
普通であればあまり積もらないうちにサラサラと落ちるはずですが、
生活をされていない為に冷え込みの中、かなりの量が積もってから
まとまって落ちた際に、落雪と一緒に雨樋も引っ張られた為に無理がかかり、
つなぎの部分で外れてしまったり、割れてしまっていました。
建物の裏に廻るとこれもお話に聞いていましたが、和室の縁側についている
掃き出し窓の窓手摺が大きくゆがんでいました。
屋根から落ちた雪がたまり、手摺よりも高いところまで積もり、
そこからしまっていく際に引っ張りこまれた為に大きくゆがんでしまったようです。
外部については以上のように地震の被害ではなく、大雪による被害のみでした。
そこで生活をしていれば全て防ぐことのできた被害でした。
ご主人の無念さが良くわかりました。

【積雪による被害 雨樋破損3ヶ所 窓手摺破損1ヶ所 平成17年4月17日撮影】
17.4.17.003雨どい17.4.17.003雨どい2







17.4.17.003雨どい317.4.17.003手摺  
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2005年11月01日

新潟県中越地震”山古志”その5

春になり、住民の方の一時帰宅ができるようになりました。
4月の中旬にお施主様に無理を言って、私も一時帰宅に同行させていただきました。
私はお施主様とは別の車に乗り、二箇所の検問を通り、山古志村に入りました。
豪雪だったこの冬を物語るように残雪もかなり多く、道路の脇にはまだかなりの積雪が残っていました。
長岡市駅周辺からは想像のつかないほどの冬の景色でした。
しばらく車を走らせ、ご自宅に着きました。
聞いていたお話のとおり、自宅の周りも雪が多く、落雪式の屋根から落ちた雪が
丁度1階部分を埋め尽くす高さになっていました。

【自宅の周りの残雪 平成17年4月17日撮影】
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2005年10月25日

新潟県中越地震”山古志”その4

この冬は19年ぶりの大雪で山古志もかなりの積雪量になりました。
そんな中、積もった雪で住宅がつぶされないよう、屋根の雪を降ろす“雪降ろし隊”が結成されました。
お施主さまも参加され、ご自宅の様子も何度か見る機会があったそうです。
落雪式の屋根から落ちた雪が2階部分まで届いていたとのことでした。
その影響で窓が割れてしまったり、雨どいが壊れているのが見えたそうです。
普段の年であれば毎日片付けているので、雪で建物を傷めるということは、まず、ありえないことだそうです。
すぐそこに自宅があっても近寄れないもどかしさの中、何度か部落の除雪作業に訪れたとの事でした。

【山古志の交通規制 平成17年4月17日撮影】
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新潟県中越地震”山古志”その4

この冬は19年ぶりの大雪で山古志もかなりの積雪量になりました。
そんな中、積もった雪で住宅がつぶされないよう、屋根の雪を降ろす“雪降ろし隊”が結成されました。
お施主さまも参加され、ご自宅の様子も何度か見る機会があったそうです。
落雪式の屋根から落ちた雪が2階部分まで届いていたとのことでした。
その影響で窓が割れてしまったり、雨どいが壊れているのが見えたそうです。
普段の年であれば毎日片付けているので、雪で建物を傷めるということは、まず、ありえないことだそうです。
すぐそこに自宅があっても近寄れないもどかしさの中、何度か部落の除雪作業に訪れたとの事でした。

【山古志の交通規制 平成17年4月17日撮影】
H17.4.17 1H17.4.17 2







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2005年10月18日

新潟県中越地震”山古志”その3

次にお施主様にお会いしたのは、仮設住宅に移られた後の年末の12月下旬でした。
お会いするまでは本当に気が重く、とても心配でした。
玄関からこちらを伺ったお顔を一目見て安心しました。
避難所でお会いしたときとはぜんぜん違う、生き生きとした表情に
戻っていました。
本当にうれしかったです。
お部屋に上げていただき、お茶をご馳走になりながらいろいろなお話を聞かせて
いただきました。
住宅を建てて、その住みごごちも何もわからないうちにすぐに地震にあい、
住めなくなってしまったのは本当に悔しいとおっしゃっていました。
避難所に入ったときは目の前が真っ暗で、何も考えられなかった。
けれど今は、もう一度、山古志に帰りたいと思えるようになってきたそうです。



竣工写真【平成16年10月14日撮影】1枚目:和室から縁側 2枚め:床の間等      
10.14撮影5和室10.14撮影5床の間  
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2005年10月11日

新潟県中越地震”山古志”その2

施主様にお会いできたのは結局11月に入ってからでした。
そのときのことは今でも忘れることができません。
お体はなんともないとのことでしたが、かなりのショックだったのでしょう。
憔悴しきった様子で、お会いした私としても、事の重大さを思い知らされました。
お住まいの様子をお聞きしたところ、地震の翌日までご自宅にいらっしゃったとの事。
物が倒れたり、食器が割れたりとそれなりに被害はあったとの事でしたが、
建物自体は無傷だったとの事でした。
それよりも避難する際、ヘリコプターの眼下に見えるふるさとの山や道路の変わり果てた
姿があまりにもショックで、もう二度と山古志には戻れないと覚悟したそうです。
無理して建てなければよかったと嘆いておられました。
その話を聞いて、もう、なんと声を掛けていいのかわからず、
何もお話も出来ず挨拶もそこそこに避難所を後にしました。


竣工写真【平成16年10月14日撮影】1枚目:東面 2枚め:北面
10.14撮影310.14撮影4  
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2005年10月04日

新潟県中越地震”山古志”その1

平成16年10月23日に突然襲った新潟県中越地震
その被害により、全村に避難指示が出された山古志村
その山古志村に地震の一週間前にお引渡しをさせていただいた新築住宅が
ありました。
まだ引越し荷物も片付いていない状態での出来事。
お施主様は? お住まいは?
長岡市からはまったく近づくこともできず、ただひたすら
テレビに映る山古志村の状況を食い入るように見ていました。

竣工写真【平成16年10月14日撮影】1枚目:西面 2枚目:南面
10.14撮影110.14撮影2  
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